花嫁さんレポート〜【白打掛 若松文様刺繍】を結婚式でお召しいただきました。
奈歩さま
2016年10月結婚式・披露宴【昭和初期】白打掛 若松文様刺繍
学生時代に池田重子さんのインタビュー記事を読んだのが、きものに興味を持ち始めたきっかけ。社会人になってからは、東京・松屋銀座で開催された「日本のおしゃれ展」にも足を運び、世界観の素晴らしさに魅了されていました。
結婚が決まり、良い新居が見つかるようにお参りに行ってみようと近くの神社を訪れました。そのとき神社でちょうど結婚式が行われており、とても厳かな雰囲気でした。地元の方々に愛されている神社のようでお参りの人も絶えず、雰囲気もとても良いので、ここで結婚式をしましょうということになったのです。
またそのころ、たまたま目黒に行く用事があり、久々に「時代布と時代衣裳 池田」さんのお店にお邪魔したところ、ウエディング・コレクションのパンフレットに目がとまりました。
お話を伺おうとお店の方に話しかけたら、その方が池田重子コレクションの責任者をされている渕上さんで、とんとん拍子に話が進みました。この衣裳で嫁ぐことができるのはどんなに素敵だろうと、下見の予約をさせていただきました。
当初は和装で結婚式をすることを想定していませんでしたので、衣裳選びをどう始めていいものか迷いましたが、早々に池田重子コレクションとの出会いがあり、大変助かりました。
下見・フィッテングの際には本当に親身にアドバイスしていただき、衣裳選びの時間を楽しむことができました。いろいろな衣裳を見せていただき大変迷いましたが、一番最初にパンフレットを拝見したときにピンときた衣裳に決まりました。
帰宅して確認すると、選んだ打掛がかつてお邪魔した「日本のおしゃれ展」の図録にも載っていて、本当に着たい衣裳を着られる幸せがこみ上げてきました。嫁ぎ先の苗字にちなんだ図柄だったのも、理由のひとつかもしれません。
『池田重子コレクション THE BEST〜日本のおしゃれ きものの美の神髄』(大和書房)より
また、絞りの掛け下への着替えも提案していただき、この衣裳を存分に楽しむことができました。*お召し替えでは打掛を脱いで、掛け下をお振袖として着用されました。
神社の方や着付けの方々から「とても素晴らしい衣装ですね」とお声がけいただき嬉しかったです。親族からも褒められ、改めて衣裳の素晴らしさを実感しました。
式場選びや食事会場・衣裳等、すべて自分たちで準備しましたので大変でしたが、アットホームな自分たちらしい結婚式ができたと思っております。その中でも、この衣裳を着られたことがとても嬉しく楽しい思い出になりました。
〜池田重子 ウエディング・コレクションより〜
奈歩さま、ご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。歴史ある神社での挙式に、格調高い衣裳がぴったりですね。しっとり可愛らしいお顔立ちの奈歩さまに、金銀糸で刺繍された贅沢な古典柄の打掛がよくお似合いです。
今回はこの昭和初期の打掛に合わせて新たに製作した、総絞りの掛け下を組み合わせてご提案いたしましたが、気に入っていただいて嬉しく思っております。披露宴では優しい鴇色(ときいろ)の掛け下をお振袖としてお召しいただき、変化を楽しんでいただけたかと思います。アンティークのかんざしも素敵にアレンジしていただき、感謝しております。
またお店やサロンにも遊びにいらしてくださいね。スタッフ一同、おふたりの末永いお幸せをお祈りしております。どうもありがとうございました。
白打掛【昭和初期】若松文様刺繍
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(レンタル料には絞りの掛け下も含まれます/掛け下は白もお選びいただけます)
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